プロフィールマツエク・ラッシュリフトbeige lotus（ベージュロータス）

プロフィール

はじめまして。
beige lotusオーナーの池田真奈美です。
こちらのページでは、私がこの仕事に就くまでのストーリーや、仕事に対する思いをお伝えさせていただきます。
ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。

美容の道に進むまで

子供の頃の私は勉強が嫌いで苦手で、成績もパッとせず。
けれど手先の器用な両親の影響もあってか、絵を描いたり裁縫などの作業は得意で何時間でも夢中になって取り組んでいました。
そんな私の将来は、もう技術職しか向いていないだろう・・・ということで、その中でも興味を持ったのがエステティシャンの仕事でした。

私自身は幼い頃から病気がちで頭痛で辛い思いをしたり、思春期にはニキビによる肌荒れにも悩まされ、健康や美容に対しての興味は子供ながらに強かったように思います。
エステティシャンという仕事は身体の不調の原因を学ぶことができると思ったし、根本から改善をするだけではなく美しくなれるし、人に喜んでもらえるし、華やかで憧れるお仕事でした。

「これからは手に職をつける時代だよ」との周りからのアドバイスもあり、資格はあるに越した事はないという事で、エステを学ぶだけではなく美容師免許も取得できるようにと高校卒業後は地元福井を離れ、大阪の専門学校に行きました。

自分で選択したにもかかわらず、モヤモヤしながら過ごした３年間

専門学校生活は想像以上に校則や技術に対しての指導が厳しく、休み明けには登校しない人がいるのが当たり前、というような学校でした。
二年目になるとエステ科というクラスでエステに特化した授業が始まるのですが、これがまた更に大変。
ただ単に技術や知識を学ぶだけではなく、エステティシャンになってからすぐに現場で活躍できるようにと、とても細かい気配りをする所から指導がありました。

その時の担任の先生はとても綺麗でエステティシャンの鏡のような女性でしたが、たくさんの苦労をして乗り越えてきたようで、すごく強くて逞しくて、優しいけれどとても厳しい女性でした。

先生から聞いたエステ業界は、ただ優しく笑顔でエステの技術をすればいいのではなくて、売上に対する貪欲さと我先にとのし上がっていくメンタルの強さも必要な世界。
そんな自立した女性像は、これまで私が持っていたエステ業界に対する華やかな印象とは違い、ギャップに驚きました。

在学中に「この業界は向いていないかもしれない・・・」と薄々感じながらも、今更やめる勇気もありません。
その不安は先生にも伝わっていたようで、ある程度お給料も良くてあまり厳しくない所に就職したら？という事で卒業後は特に興味もなかった脱毛専門サロンに就職しました。

脱毛サロンでの仕事は厳しい面もありましたが、同僚や先輩方には恵まれて人間関係では楽しかった思い出があります。
ただ、特に資格がなくても誰でもできる内容だったり、施術後の変化がすぐに分からないといった点が物足りずモヤモヤしながら仕事をしていました。
（脱毛は施術してすぐに毛が抜けるわけではなく、数日経ってから抜けるので直後の変化はありません）

それが良いと思って進んだ道なのに、単純な仕事ではやりがいがないという違和感を感じてしまっていたのです。
就活の時の選択が間違っていたのかな？どうしたらよかったのだろう。
仕事というのは好きでもないことを妥協しながらやっていくものか・・・そう思いながら過ごしていました。

マツエクとの出会い

そんなモヤモヤして過ごしていた時期に、私がラッシュアーティストを目指すきっかけとなった出来事がありました。
同僚がマツエクを付けて出社してきたのですが、まつげがとても綺麗でぱっちりしていて、とても可愛い目元になっていました。
それまでマツエクってよく分からないな、どうせすぐ取れるんでしょ？くらいにしか思っていなくて特に良い印象もなかったのですが、
同僚があまりにも素敵になっていたので私もぜひやってみたい！と思い、紹介してもらって初めてのマツエクに挑戦することになったのです。

私のまつ毛は直毛でかなり下向きに生えているのでビューラーしても上がらず、毛先を上向きにするためにすごく時間をかけていました。
ぱっちり上向きまつげに憧れていましたが、どうしてもうまくいきません。

それが、マツエクをしてもらうと毛先が上向きになっていて、これまで求めていた目元になりました。
カールだけではなく、長さもボリューム感も、全てが満足のいく仕上がりとなりました。
これまで時間をかけていた苦労は何だったのだろうという衝撃と、その時の嬉しい！という感動は今でも忘れられません。

ラッシュアーティストの道に選んだきっかけ

初めてマツエクを付けてもらった時は、ラッシュアーティストという仕事に就くなんて思ってもいませんでしたが
その時に施術して下さったスタッフさんが綺麗で、お人柄も良くて、何より楽しそうにお仕事をされておりとても魅力的でした。

仕上がりに満足できたのはもちろんですが、その頃仕事で悩んでいた私は、一回の施術でこんなにも変化して喜んでもらえるのはなんて素晴らしいお仕事なんだろうと思いました。
このスタッフさんのように生き生きと楽しく仕事をしてみたい。
そしてまつ毛を立体的に美しく仕上げるという作業は、昔から黙々と細かい作業が好きだった私にとって、すごく向いているかもしれない、と思うようになりました。
当時はラッシュアーティストには美容師免許が必要と言われ始めていた事もあり、資格も活用できるしピッタリかも！という点も決め手になりました。

その後はすぐにスタッフさんに相談をして、オーナーさんを紹介していただき、ご縁があってそのサロンでラッシュアーティストとして仕事をするようになりました。

それからは、ラッシュアーティスト一筋で仕事をしています。
単純に装着する作業が好きで飽きることがないという事もあるけれど、施術後のお客様が鏡を見た瞬間のパッと明るくなる表情がとても好きで、やってきて良かったといつも思います。

仕事をする上での技術のこだわり

この仕事を始めてから10年以上経っていますが、今のようにナチュラルな仕上がりが好まれる時期だけではなく、濃い仕上がりが流行った時期もあり両方経験してきました。
短時間でたくさん付けていればいいという時もありました。

そんな中で私が大切にしてきたことは、まつ毛への負担がかからない方法でボリュームアップさせ、今っぽさも取り入れた似合うお目元に仕上げる事。

技術が上手かったりモチが良いというのは当たり前です。
今だけ良い思いをすれば良いという事ではなくて、一生素敵な目元で過ごせるお手伝いをしたいと思っています。

10年以上もリピートし続けてくださっているお客様もおられますが、皆様いつもデザインはお任せしてくださり、まつ毛の状態も変わらず元気です。
「マツエクをしてまつ毛が減ってしまった」という声をよく聞きますが、私が担当させていただいたお客様にはそのような方は一人もおられません。
むしろ、負担が少なくなりまつ毛が元気になってきたという方すら多くおられます。
まつ毛を育てながらもキレイになりたいと思っておられる方や
これまでのマツエクにあまり良い印象を持たれていない方ほど、当店にお越しいただければと思います。
鏡を見るたびに嬉しくなるような、そんなお目元を提供していきたいと思っています。
毎日の生活が楽しくなったり幸せになれる手助けができると嬉しいです。